4.ユニットケア関係基礎と反論

ユニットケア実践Q&A ― 現場の疑問にさらに答えます     [単行本]

秋葉 都子     中央法規出版; 改訂版版 (2007/03)

 

 内容

すでに現場で実践している方も、これから取り組もうとしている方も、ユニットケアをめぐる 「?」 を 「!」 に変えるQ&A方式の入門書。

 コメント 

ユニットケア標準テキストの副読本に位置付けられる。介護従事者以外がユニットケアについて理解するのに最適。

ユニットケア導入までのチェックポイント130     [単行本]

秋葉 都子    中央法規出版 (2005/11)

 

  内容

従来型の施設がユニットケアへの転換を図ろうとする場合、どんな時期に、どんな準備を、どんな点に留意しながら進めていけばよいのか?本書では、ユニットケア導入までの期間に取り組むべき活動、身につけるべき知識や技術を130のチェック項目にして収載しています。

  コメント

ユニットケア標準テキストの副読本に位置付けられる。介護従事者以外がユニットケアについて理解するのに最適。

自宅でない在宅 ― 高齢者の生活空間論     [単行本]

外山 義    医学書院 (2003/07)  

 

 内容

高齢者の生活をゆるやかに包み込む生活空間とは何かを考えつづけ、その具体的なヴィジョンであるユニットケア、グループホームの普及に邁進した著者の最後の言葉。スウェーデン留学帰国後10年以上にわたる研究の成果を網羅。

  コメント

ユニットケアの理論的指導者の最後の著作。制度化される過程で、ユニットケアは、良くも悪くも変質したことが否めないが、功罪含めて原点を見つめることができる。

だから職員が辞めていく  施設介護マネジメントの失敗に学ぶ  [介護の本シリーズ] 

                                               [単行本(ソフトカバー)]

岡田耕一郎    環境新聞社 (2008/9/20)

  内容

 ■このままいけば、老人ホームから働き手が消える ~担当編集者から~
「理想の介護」であるはずの、全室・個室ユニット型特別養護老人ホームでは、燃え尽き症候群により若者が職場を去る例が後を絶たない。

 介護業界の人離れが問題になっているが、その原因は世間で思われているほど単純ではない。組織マネジメントの研究者が「職場」としては、救いようのない介護施設の現状をメッタ斬りするのが本書だ。

  コメント

アンチユニットケアの代表的著作の一つだが、同時に現在の施設の組織マネジメント批判も展開している。いささか一方的に断罪している筆致が気になるが、警鐘として読んでおくべき書。